FC2ブログ
2019/11/12

阿部議長へ「議会基本条例制定に関する要望書」提出

《福岡市議会改革市民検証委員会からのお知らせです》

福岡市議会改革市民検証委員会は、10月21日、阿部議長へ「議会基本条例制定に関する要望書」を提出しました。福岡市議会は議会改革を進めるため、前期設置していた「議会改革調査特別委員会」を今期も設置する予定で、現在、特別委員会へ付託する調査事項の調整を行っています。そのため、特別委員会の設置は12月議会になる見込みです。そこで、市民検証委員会は、特別委員会の調査事項になると思われる「議会基本条例」の中身について、先月末、阿部議長に2つの点について要望・提案しました。

要望書提出に先立ち、市民検証委員会は、福岡市以外の19政令市の議会状況を把握するため、議会改革に関するアンケート調査を行いました。その結果、今年9月現在、議会基本条例を制定していないのは、(福岡市のほか)仙台市と熊本市のみとなっていました。また、各常任・特別委員会への市長の出席については、9市が「よくある」「ときどきある」と回答し、特に、堺市は2009年から申し合わせのもと定例的に市長が出席していることがわかりました。福岡市では、空港出資条例案をめぐり、高島市長が常任委員会への出席を拒否するなど大きな問題となりましたが、今回の調査では、市長が議会の要請を拒否するようなケースはありませんでした。

こうしたアンケートの結果を踏まえ、要望書の1つめに、「市長は、議長が要請した場合には各常任・特別委員会にも出席し、議論を深める責務を負うもの」とし、2つめは、「市民と議会の対話集会を実施して、出された意見を市政に生かすように努めなければならない」としました。この要望書が反映され、福岡市議会の議会改革が進むことを期待しています。(文責:井上)


阿部議長へ提出した要望書
要望書1


19政令市へ送ったアンケート用紙
政令市アンケート11

政令市アンケート22





スポンサーサイト



2019/07/18

阿部議長と面談~議会改革調査特別委員会設置を要望

《福岡市議会改革市民検証委員会からのお知らせです》

福岡市議会改革市民検証委員会は、今年5月20日、新たに議長に就任された阿部真之助議長(自民党)に、「議会改革調査特別委員会の早期設置を求める要望書」を提出していましたが、このほど(7月16日)、議長との面談が実現しました。面談では、当初予定されていた時間を10分以上オーバーするなど熱の入ったものになりました。

福岡市議会は議会改革を進めるため、2015年9月「議会改革調査特別委員会」を設置しました。これにより委員会の採決時に傍聴ができるようになるなど、一定の成果はありました。しかし、その後、市民が望むような議会改革はほとんど進んでいません。そこで、新たな福岡市議会では、これまで以上に議会改革を進めてもらうため、「議会改革調査特別委員会」を早期に設置するよう要望しました。特に、結論が持ち越しとなっている「常任委員会のインターネット中継」や「委員会議事録の発言者名記載」が実現するよう期待をしているところです。

また、要望書提出後、各会派(緑とネット・公明党・共産党・市民クラブ・福岡令和会) からも議長に対し、「議会改革に関する申し入れ」が提出されています。これらの要望を受けて、「議会改革調査特別委員会」は設置に向けて動き出すものと思われます。

今後は、主に「常任委員会のインターネット中継」と「委員会議事録の発言者名記載」の実現に向けた活動を行って参ります。市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
(文責:井上)



abe2.jpg
7月16日、面談を終えて (阿部議長、ありがとうございました)




2019年5月20日~議長宛要望書1
議長に提出した要望書







2019/04/11

3月24日「福岡市民有志よる市議選公開討論会」報告

《福岡市議会改革市民検証委員会からのお知らせです》

4月7日の統一地方選挙で、新たな福岡市議会議員62人が決定しました。新人議員は12人、また女性議員は過去最多の11人となりました。女性の視点が市政にどのように反映されるのか、今後の福岡市議会を注視していきたいと思います。

さて、先月24日、「福岡市民有志主催による市議選公開討論会」が福岡市で開催されました。当日の参加者は30人程で、5人(現職2人・新人3人)の立候補者の方々が参加されました。第2部の討論会では、市政問題、主に、①福岡市の開発路線、②高齢者の健康寿命、③若者対策と子育て対策④コミュ二ティの問題⑤市民に開かれた市予算策定⑥市議会改革について、意見を述べていただきました。

①福岡市の開発路線については、参加者全員が、福岡市の進める大型開発を批判し、市民の生活のために予算を使うべきとの意見でした。②高齢者の健康寿命については、高齢者乗車証の廃止を市民が止めたこと、高齢者の移動保障は基本的人権であること、特に南区は交通の便が悪く、女性候補者3人から乗合タクシーの重要性が指摘されました。③若者対策と子育て対策については、大学生に返済不要の奨学金を設けるべき、家賃補助制度の重要性についても意見が出ました。また、保育士の待遇改善は急務であり、市有地を利用した保育所建設の提案がありました。④コミュ二ティについては、高島市長の「配る福祉から支える福祉」というのは、福岡市が支えるのではなく、町内会に丸投げしているだけで、民生委員などの負担も大きく、行政が責任をもって進めるべきだとの意見が多く出ました。⑤市民に開かれた市予算策定については、重要な予算は市民に公開すべき(北九州市は重要な予算について市民から意見を聞いている)、また、膨大な予算をチェックするのに市の提示が1週間前というのは短いとの意見が出ました。

公開討論会を開催するにあたり、当会を含む「市民有志の会」は、立候補者89人のうち事前に把握できた80人の方に2度にわたり公開討論会のご案内をしましたが、残念ながら自民党など与党会派の参加はありませんでした。様々な意見を聞くために、今後は与党会派からも参加していただけるような仕組みづくりが必要になります。

今回の市議選投票率は、前回を1.2%上回り42.01%でしたが、過去2番目の低さでした。投票率向上のためにも公開討論会は無くてはならないものです。「市民有志の会」は福岡市選挙管理委員会に協力を求めましたが、公民館支援課に相談するように言われました。そこで、支援課へ行くと、今度は公民館に相談するよう言われました。たらい回しのような状況で、市民に対して真剣に向き合うことはありませんでした。この点について、今後、福岡市に問題提起をしていく必要があります。(文責:井上)


DSC_00201.jpg
左から、荒木龍昇議員、倉元達朗議員、松尾律子氏、清水倫子氏、黒木鞠子氏
3月24日、ふくふくプラザホールにて



2018/09/29

9月1日・シンポジウム「市民のための議会改革を考える  ~市民と議員の集い~実のある議会基本条例とは」報告

<福岡市議会改革市民検証委員会よりお知らせです>

9月1日のシンポジウム「市民のための議会改革を考える~市民と議員の集い~実のある議会基本条例とは」について、ご報告します。

当日の参加者は46名(議員5名含む)と少し寂しい状態でしたが、内容はとても充実したものとなりました。参加された議員の皆さんには、議会基本条例についてだけでなく、自由に発言をしていただきました。その後、会場からは多くの質問が出ましたが、議員の皆さんは、それらの質問に真摯に向き合い、市民との直接対話にも熱が入りました。

シンポジウム終了後、市民の皆様からいただいたアンケートには、市民と議員のよい交流の機会になったとの感想を多くいただきました。同時に、議会基本条例を制定するためには、このような対話の場をもっと増やす必要があるとの意見もありました。

議会基本条例制定については、議員さんの中で多少意見の違いはありましたが、制定に反対するような意見ではなく、制定へ向けての課題について議論されました。今後は市民のレベルアップが必要になってきます。そのためにも、もっと多くの市民の方に参加していただけるよう、市民検証委員会として努力して参ります。(文責:井上)


DSC_00421.jpg
左から森議員、綿貫議員、太田議員、おばた議員、天野議員 (ふくふくプラザ・ホールにて)